ぽんひろの日記

The good you do for others is good you do yourself.

精神科を受診して考えたこと。

どうも、ぽんひろです。最近ジョギングに加え筋トレも始めました。

ちなみに私はジョギングを必ず屋外で行います。ジムのランニングマシーンは使いません。四季折々のイベントや自然を肌で感じたいからです。夜桜、地域の小さな夏祭り、紅葉、冬は吐く息が白くなり、ランニング後は頭から湯気がでることなどを楽しめます。(冬の良さ他にもあるだろ笑!)

雨の日の翌朝は湿った土の匂い。街を走っているとインドカレー屋の香辛料の匂いに食欲が掻き立てられたり、個人経営の素敵なカフェを見つけたりします。走る地面によって足の裏に感じる刺激も異なります。アスファルト、砂利、川沿いの土、タータンなどの地面を蹴った反発が違い膝への負担も変わります。

ただジムなどのランニングマシーンは天候に左右されず、人混みにも邪魔されず、ペースも操作できたりとメリットもたくさんありますね。

 

 

閑話休題

今回は精神科を受診してきて気付いたことをまとめます。

私もパニック障害を患うまでは周りの目を気にして「精神科を受診する」ことに高い壁を感じていましたが、行ってみると「それほど気にすることもない」と思い、なんでもまずやってみることが大事だと改めて感じました。読者の方は精神科にかからない人がほとんどだと思いますが、自分や家族に何かあった時に精神科、心療内科を受診するハードルを下げられたら幸いです。

 

 

初めて精神科を受診したのは現在休職中の会社が契約している都内にある産業医のクリニックでした。

✳︎産業医とは、会社が選任している医師のことで、労働者の健康をチェックしたり、健康上の指導を行います。労働安全衛生法で規定されているのですが、労働者が50人以上の規模の会社は産業医を選任する義務があります。産業医の制度を詳しく知りたい方は以下の厚労省のリンクで見てみてください。

 

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000164723.pdf

 

 

基本的に予約制。クリニックによっては新規を受け付けていない可能性も。

精神科は電話かネットで予約して行きます。当然かもしれませんが突然訪れても診てくれません。口コミで人気のクリニックの場合は1ヶ月先まで予約がいっぱいのことも。また地方で精神科が少ない場合は新規の患者を受け付けていない可能性もあります。私も地方の県庁所在地である精神科に電話した際に「新規は受け付けていません」と断られた時に「予約さえできないのかい!」と絶句した経験があります。

 

診療費は診察時間に応じて。

最近地元の精神科を受診して気付いたのですが、診察時間が長くなればその分診察料も上がります。参考までに私の場合は毎回1500円から2000円くらいで、初診だと3000円〜5000円程度だったと記憶しています(うろ覚えですが)。それに加えて薬代がかかります。

診療費はクリニックによって違いますし、休職するために必要な「診断書」を書いてもらう料金も各クリニックにより異なります。診断書は医師に依頼して3000円から5000円でもらえます。意外と高い!

 

医師に相談したいことは事前にメモにまとめる。

予約制で診察時間が限られているので、医師に質問したいこと、自分の病状などをノートにまとめることをおすすめします。もちろんスマホのメモなどで簡潔にまとめる程度でいいと思いますし、病状などは紙に書いて医師に渡すことも有効かと。特に処方される薬に関しては薬効と副作用を医師に確認し、その後薬局で薬剤師に詳しく聞いてみると知識も蓄積されます。

 

 最初は産業医の受診でも後々は違う医師がいいかも。。

上記にも書きましたが、産業医は会社と契約を結び、報酬をもらっています。語弊を恐れずに言うならば、産業医は「労働者」よりも「会社」に配慮して診察しているのではと思ってしまうことがあります。もちろん全ての産業医がそうではないと思います。しかしやはり会社から報酬をもらっている医師は会社に都合の悪いことを言えないと邪推してしまいますし、仮に転職を考えている場合はどのような仕事がいいかを医師に相談できません。

ただ、産業医は会社に選任されているため、その会社での働き方、業務内容を一定程度知っていることがあり、労働者がどのようなストレスを感じているかなどの状況を事前に把握しやすいです。また数多くあるクリニックを選ぶ手間が省けたりして受診しやすいことは産業医の制度のメリットだと考えられます。なので、通院の当初は産業医を利用して、後には会社と利害関係のない医師に診てもらうことを個人的には推奨します。

 

 

約2000字の駄文を読んでくださってありがとうございました。

次回は行動経済学に関して書きます。

少しでも生活の一助になれば嬉しいです。では。