歩け!走れ!
多分本屋に行く習慣のある人なら一度は見かけたことのあるはずの著者、アンダースハンセンさん。
僕は下記の3冊を読みました。
Amazon.co.jp: スマホ脳(新潮新書) eBook : アンデシュ・ハンセン, 久山葉子: 本
Amazon.co.jp: 一流の頭脳 eBook : アンダース・ハンセン, 御舩 由美子: 本
最強脳 ―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業― (新潮新書) | アンデシュ・ハンセン, 久山 葉子 |本 | 通販 | Amazon
本当にざっくりと本の主張をまとめると、運動をすると記憶力、集中力、創造性が高まり、気分も良くなって、ストレスや不安への耐性が強くなるっぽいよー。と言う話。
語尾をあくまで「ぽい」としたのは研究段階だから。
脳、神経、ホルモンなど各部位の専門的な話も出てきますがここでは省略。
医学的な話を僕のような門外漢が語っても説得力に欠けるし。
エビデンスや根拠が知りたい方は自分で読んでください。
本の要約を読んだり動画で見て満足するのはおすすめしません。
要約って自分の都合いいように切り取って抽象化してますからね。
なので、今回気になった!と思ってくれたら自分で手に取ってみてください。
「買う金がねぇ〜」「節約したい!」と言う方は図書館で読んでください。図書館を調べるには以下のサイトがおすすめ。自身の現在地から貸出可能な図書館を教えてくれる優れたサイトです。
で、本題。
運動って明らかにストレスじゃないですか?
走ったら息があがるし。
体を動かす=心拍数上がる。血流が良くなる。身体中に酸素やエネルギーを送る。これって明らかに心臓や身体にストレスをかけてるんですよね。
それがなんで体にいいんだろう。
そんな疑問の答えを解くヒントをくれたのが上にあげた”一流の頭脳”という本でした。
(最初はサンマーク出版か・・・と思い買うか迷ったのですがこの本は大筋問題ない本でした。出版社で本を選ぶのにも一長一短ありですね)
人は運動をしてもしなくても、当然ながら日々ストレスを感じます。
天候、気温、災害、仕事、人間関係、家庭、etc
でこれらは受動的なストレスですよね。
でも運動って能動的に自分にストレスをかけてるんですよ。
ここが大事で、体を動かすことで自分にストレスをかける。
運動は自分をストレスに晒す訓練。
ここだけ医学的な話をすると、人はストレスを感じるとコルチゾールというストレスホルモンの血中濃度が上がります。
それは受動・能動のストレスを問わず同じで運動も血中のコルチゾールの値を上げます。
ただ習慣的に運動している人は、日常の受動的なストレスに晒されても、コルチゾールの値が上がりにくくなります。また、ストレスで上がったコルチゾール値がピークに達した後の減少幅は運動してない人よりも大きくなる。
要はストレスへの耐性ができるという話。
どんな運動でもいいと筆者は言ってますが、筋トレよりも有酸素運動をおすすめしてました。
心拍数を上げることが重要なんでしょうね。
でもみなさん急に無理な運動しないでくださいね、ケガするから。
やりすぎも注意。
過ぎたるは及ばざるが如し〜。
まずはスタスタ速く歩いてみよう。