silentに漂うお金のニオイ
あけおめです。
12月は31日まで、1月は2日から働いたので、1月4〜9日は休みにしたぽんひろです。
去年は全然文章を書けなかったが、それでもこのブログちょこちょこのぞいてくれる人がいるらしく、今年は些細なことでも文章にしていきたい。
ってことで今更silentの感想。あくまで私見で、推測も含むので気を悪くしてもご容赦を。
異論反論認めます。
中途失聴者が聴者とモヤモヤしながら恋を深める22年秋ドラマ。
ググればでてくるから。あらすじなど詳しいことは書かない。
silent、トータルでは良かった。俳優陣の演技に魅せられたし、見どころもたくさんあってすっかりハマったし、涙もろい小生はボロボロ泣いた。
などと男友達に熱く語ったら「彼女や仲良い女友達に勧められてみてるが、泣けはしない」と一蹴された。
感じ方はそれぞれだ。泣いたっていいじゃない。
ただドラマを見てて気になった点をいくつか書きたい。
☆スポンサーに媚びすぎ?
・スポンサーである日産のCMにでてくる電気自動車の名前は「サクラ」。目黒蓮演じる佐倉と同じ名前。まあこれくらいなら正直許せる。
佐倉と青羽の地元も車が必須な地方の設定だ。
大事なシーンの一つで、篠原涼子と石川恋(親子の関係)が軽い口論になるのも車内だった。
これまた、大事な会話が車内で自然とされるなと感心。気にしすぎだろうか。
ある種、都会では自動車の所有は不要とも受け取れるが、地方居住者への訴求力が欲しかったのだろうか。
広告代理店、スポンサー、ドラマ制作陣とのやりとりがどんなものだったのか、気になる。
・26歳前後のバイト暮らしが住むには内装もキレイで立地も良すぎ?
大和ハウスがスポンサーについている手前、みすぼらしい質素な家でのシーンはやはりできないか。にしても学生の弟とCDショップでバイトしてる姉の2人では住めないのでは?と思ってしまう瀟洒な家だった。立地もおそらく世田谷区と推測され、余計に色々考えてしまった。家という閉じられた空間で息をのむシーンが多かっただけに、silentを振り返った時にあのしゃれた部屋を思い出せる人は多いと思う。ある意味これはスポンサーや広告代理店にとっては大成功では。
まんまと思惑通りになった視聴者ぽんひろ。
この辺りのリアリティがもう少しあれば違和感を抱かずにスッと楽しめたかなぁと感じた。俳優陣の演技は少なくとも僕には違和感がなかった。失聴者や手話に関する知識が全くないからかもしれないが。
と、ビジネス視点からドラマを鬱陶しく語った。見応えはあり自分になじみのない世界を見せて想像力を鍛えてくれるいいドラマであることには変わりない。泣けるし。
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今年はどんなドラマや映画、小説を楽しもうか。
明日から大河が始まる。脚本家が古沢良太さんなので個人的に注目してる。
一番好きなドラマのリーガルハイなどを手がけた脚本家。
楽しみだ。