ぽんひろの日記

The good you do for others is good you do yourself.

天国と地獄 Part1

ども。かなりご無沙汰。

昨年12月にフットサルのことを書いてから更新できず。

何かを書けるほどのエネルギーが湧かなかった。

心の底からふつふつと湧く「何か」がないと自分は文章が書けない。

その「何か」をはっきりさせるために今回は心が激しく動かされた出来事を書く。

 何日かかるかわからないが最後まで書き上げたい。

 

〜2月下旬〜

突然のことだった。

「4月から給料あげるから頑張って」

仕事をいただいているクライアントからこう告げられた。

嬉しさと同時に「なぜこのタイミングで昇給?」

という疑問がよぎる。

「契約を変えないといけないから今度オンラインミーティング(MTG)で諸々説明させて」

 「わかりました」その日はそのやりとりで終わった。

 

「昇給かぁ。クライアントに自分の働きぶりが評価されたんだなぁ」

誇らしかった。

そんなことを思いながら翌週のMTGに臨んだ。

 

 〜翌週〜

「昇給の話なんだけど…」

 

プロジェクトマネージャー(PM)が話し始める。

「はい」

「昇給させたいと思ってたんだけど」

 

………

 

「ぎく、やめることにでもなったのか。怖い」

鼓動が早くなる。

 

「うちの社員になって欲しい」

「ちょうど欠員が出たのもあり、ぽんひろ君優秀だから」

 

予期せぬPMの言葉に黙ってしまった。

 

「仮にぽんひろ君が社員にならないにしても昇給はするから」

(社員にならなくても業務委託契約のまま昇給するという意味)

「4月から入社して欲しいと思ってるから一週間くらいで考えて欲しい」

「実はもう取締役にぽんひろ君の話はしてて、OKももらってる。来年度の予算も組んでる」

「役員面接は受けてもらうけど、あとはぽんひろ君の意思次第だから。外堀から埋めるタイプなんで(笑)」

立て板に水のように話すPM。

 

「はぁ」思いがけないPMの言葉に口がぽかんと開いていた。

「検討させてください」そう話してGoogle Meetを閉じた。

 

「まじか!」「昇給じゃないのかよ!」

昇給だけでも嬉しかったがまさか社員になって欲しいとの打診を受けるとは。

フリーランスで働くのも悪くはないが、フリーにこだわっているわけでもなかった。

自分を必要としてくれる会社ならそこで社員になろうと思った。

 

MTGが終わった後にLINEでこの事実を家族や友人に伝えた。

「実力認められたんだね。おめでとう」

「尊敬する!」

家族や友人も喜んでくれた。

 

が。

周囲に伝えたことを後悔する日が来るとはこの時知る由もなかった。

 

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Part2に続く。